1. >
  2. >
  3. 関連会社とグループ会社の違い
関連会社とグループ会社の違い

関連会社とグループ会社の違い

実は全く違う物!関連会社とグループ会社の違い

関連会社と、グループ会社、と言う単語をよく聞くかと思いますが、具体的な違いはよく分かっていないという方が少なくありません。
全く同じ物と勘違いをしている人も居るかもしれませんが、関連会社とグループ会社は、微妙に考え方が異なる物ですので、それぞれの違いを良く理解しておきましょう。

まず関連会社ですが、関連会社の場合は、親会社、子会社という概念が基本となります。
株式の20~50%未満を所有されていて、人事や経営などに有る程度関わりを持たれている状態の会社の事を、子会社と呼び、子会社の株を所有している側の会社の事を親会社と呼びます。
この親会社は、子会社と関連している会社ですので、関連会社と呼ばれているのです。

反対にグループ会社は、関連会社と子会社を併せた、総称の事を指します。
20%以上の株式を所有しており、実質親会社が経営権などが親会社に付与されている状態であれば、グループ会社と言えるでしょう。

ただし、グループ会社はあくまでグループ会社ですので、どこも全て繋がっているという事ではありません。
例えば、A社が親会社でa社が子会社、B社が親会社でb社が子会社の関連会社が、全てC社のグループ会社となっている場合。
C社を通じてそれぞれが繋がっているため、関連会社として呼ばれますが、A社とB社は直接は接点がないという事も珍しくないでしょう。

関連企業、グループ会社を作るとメリットがある

関連企業やグループ会社を作ることで、メリットがある場合も多いのが特徴です。
例えば、グループ企業に各種発注をした際に、支払い金額がお得になるというケースもありますので、結果として、お互い持ちつ持たれつな関係を築ける事も少なくありません。
独立をしている頃に比べると自由がなくなる事も有りますが、その分何かと安定しやすくなると言う点が、大きなメリットと言えるでしょう。