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履歴書と職務経歴書の違い

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書と職務経歴書は別の物です

転職活動をする際の必須アイテムとして知られているのが、履歴書と、職務経歴書です。
履歴書と職務経歴書の違いが分からず、どちらも同じ物かと思い、履歴書のみを持参する方もいますが、全く別の書類ですので、間違えないように注意しましょう。

履歴書は、自分の名前や生年月日、住所などの基本的な情報を始め、学歴や職歴、志望動機などを簡易的にまとめる、自分の基盤となる部分を紹介する書類になります。
履歴書は電話番号やメールアドレスなどの連絡先も記入しますので、この履歴書を元に、どんな人間が企業に応募をしてきたのか、企業に合う人間なのかどうかなどの選考を行なっていくことが多いでしょう。
就活の際には必ず必須のアイテムで、近年では、手書きのみならず、パソコンで作成した履歴書を推進している企業も少なくありません。

対して職務経歴書は、自分が今まで働いてきた職場、仕事内容、成果などを具体的に記入する書類になります。
履歴書に職歴を簡易的に記入しますが、職務経歴書は、更に詳しく今までの仕事内容を各書類と言えるでしょう。

例えば会社の営業として働いていた場合、職務経歴書には、どんな商品の営業をしていたのか、ルート営業か、新規営業か、どの位の営業成果を挙げ、どんな評価を得ていたのか等、具体的な仕事内容を記載していきます。
職務経歴書で、今までその人が働いて来た内容を始め、どんな経験をして、どんなことをやってきたのか、具体的に知ることが出来るのです。
面接の前段階で、書類として提出することも多く、こうした職務経歴書を元に、どんなことができる人材なのか判断することも少なくありません。

人事が特に見る部分は何?

履歴書履歴書と職務経歴書は共に、転職活動における重要な書類の1つですが、いずれも転職活動の際に、人事が特に見る部分は、その人がどんなことを出来るのか、どんなことを今までしてきたのかという部分です。
未経験者歓迎となっている仕事の場合でも、基本的な仕事が出来るのかどうか、どんなことを経験してきたのかなどを知ってから採用をしたいと人事側は考えています。
その為、履歴書よりも職務経歴書が中心にチェックされる事が多く、面接の際にも、職務経歴書への質問、職務経歴書へのツッコミをされる事が多いでしょう。

もちろん職務経歴書だけではなく、志望動機等も聞かれますが、職務経歴書を元に志望動機などを考えることで、信憑性が増し、その人の人柄も把握しやすくなるのです。
転職の際には特に、職務経歴書が中心にチェックされることが多いので、出来るだけ細かく記入するようにしましょう。