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自己資本比率とは

自己資本比率とは

会社比較の1つのポイント、自己資本比率について

会社を比較する際に理解しておきたいポイントの1つが、自己資金比率です。
この自己資本比率は、会社の総資本における、自社資本の割合の事を指します。

自己資本は、株主が持つ株式と、これから生み出される利益を合わせた物を指すため、現状生み出されていない部分に関しても算出されている事もあるでしょう。
ですが、この自己資本比率を見るだけでも、会社の安定性が判断出来るポイントになります。

自己資本比率で会社の安定性が分かる

自己資本比率は、一般企業の場合、70%前後が理想的な企業とされており、40%前後が、安定した企業であると言われています。
銀行の場合は8%で安定した状態と言われますので、一般企業の方が何かと査定基準が厳しいと言えるでしょう。

計算方法は、((総資本―他人資本)÷総資産)×100をした物で、この計算式によって、自分で自己資金比率を計算可能です。
計算した結果、安定した比率に達していない企業の場合はついつい不安になるかも知れませんが、他の部分も比較をした上で判断をするべきでしょう。
例えば、売上高経常利益率などを合わせて見ることで、会社全体の指標をチェック出来ますので、利益率を合わせて確認することで、企業の安定性を測りやすくなります。

安定していない企業=ダメ企業?

自己資金比率が低い企業はダメ企業と判断されるのかというと、全くもってそんな事はありません。
自己資金比率が低い企業でも大手企業も多い為、あくまで1つの参考に留めておくことが大切です。

例えば、積極的に企業買収を行っているような企業などは、どうしても自己資金比率が下がる傾向にありますが、安定していないかというとそんな事は有りません。
反対に、現在は安定した比率を保っている企業でも、将来安定してその比率をキープ出来るかというと、決してそんな事は無いのです。
様々な部分を比較した上で判断をしないと、痛い目を見る可能性もあるでしょう。